点 鐘:守屋会長
ソング:それでこそロータリー
司 会:新井SAA
お客様:
市原市体育協会 副理事長 常澄 忠男様
市原市体育協会 副主査 宮原 正美様


会長挨拶:守屋会長
皆さん今日は。
今日はロータリークラブにとって特別な日です。1905年2月23日にポールハリスがシカゴにおいてロータリーの初会合を開いた日です。記念すべき日に会長としてご挨拶できることを光栄に思います。 ポールハリスがどのような思いでクラブを始めたかに思いをはせてみたいと思います。
佐藤千寿著 『ポールハリスの言葉』 P23を読んでみます。
「実業家はおおむね自己教育の場に恵まれていない。ロータリーはそういう欠陥を補う機会を提供してくれるのである。」
ポールハリスのロータリーに対する思い、特に例会に対する思いが伝わってくる言葉です。
後ほど幹事からお話があると思いますが、新入会員2名の賛否の投票を本日行います。
記念すべき2月23日にできることに喜びを感じます。
本日からの今年度の課題は Be a gift to 次年度 です。
次年度60名体制に向けて頑張ります。ご協力宜しくお願いします。

時田幹事長のあいさつ

2016年2月23日幹事報告
①2月16日会員増強退会防止委員長は新入会員被推薦者に対して ロータリーの目的・会員の特典と義務について説明し、入会申込書に署名を 頂いたので、本日、入会の賛否をとりますのでお願いします。
②2月16日フィリピン医療奉仕活動について、寄付金を集めたところ42470円 集まりました。寄付金で足りない分はニコニコ会計から57530円拠出する予定です。ご協力ありがとうございました。
③2月27日三井ガーデンホテル千葉で点鐘15時30分千葉西ロータリークラブ創立40周年記念行事があります。 登録している方は守屋会長、鈴木パストガバナー、及川会員と私です。 お間違いのないように出席願います。
④本日の卓話は社会奉仕委員長の卓話となっています。 ベンチと一緒に会員の記念撮影をしたと思いますので、ご都合のつく人は 例会終了後に更級公園にお集まりくさい。



社会奉仕委員長卓話 池田兼雄様

皆様、こんにちは!
1905年2月23日は、「ディアボーン街の軌跡」と呼ばれるロータリー創立の日です。 今日はロータリー創立記念日です。今日の卓話は、1905年から1923年のロータリーの 原点を振り返り皆さんとともに再確認をしたいと思います。シカゴの青年弁護士ポール・ハリ スと他3名でスタートしたシカゴRCは、会員相互扶助(事業上の利益の増大)と社交クラブ としての親睦が、RCの目的であり原始ロータリーの考え方でした。即ち原始ロータリーの奉 仕活動は自らの事業の発展を目指す職業奉仕に限られていました。 1906年、シカゴRCにドナルド・カーターが入会しました。彼は、クラブの目的の会員相 互扶助の原則に対し、利己的な組織には永続性がない。ロータリークラブとして生き残り発展 することを望むならば、我々の存在を正当化するために何かをしなければならない。と提案し、 相互扶助と親睦だけの目的に社会奉仕の理念が加わりました。 1907年、早速、シカゴRCはシカゴ市内に公衆便所を設置する運動を提唱し、シカゴ市議 会や諸団体を動かし3年の歳月をかけて成功させました。 1908年、経営学を教えるシェルドンビジネススクールの校長アーサー・シェルドンがシカ ゴRCに入会しました。彼は自分のビジネススクールのモットーである he profits most who serves best (最もよく奉仕する者、最も多く報いられる)をロータリークラブに提唱しました。 1909年、同年創立のミネアポリスRCの初代会長フランク・コリンズが service not self (奉仕だ、自己ではない)を提唱しました。のちに service above self (自己に優先する奉仕)に 改められました。 1911年、上記の二つのモットー he profits most who serves best と service above self は、第2回ロータリー全米大会で、非公式ながらロータリー標語として採択されました。この 二つのモットーは、黄金律を別の表現で表したものと言われています。黄金律とは宗教ではな く哲学であり、「自分が他人からしてもらいたいと思っていることを、まず他人に対して行う こと。」と言われています。 時は移り、このようなロータリーの理念に裏打ちされた職業奉仕の実践によって大多数の会員 の商売は繁盛し、企業経営はますます発展成長していきました。時程なくして、職業奉仕の実 践によって得た利潤の一部を地域社会の発展に役立てていくべきだとの意見が全米各地のロ ータリークラブ内に出現してきました。 1913年、ニューヨークのシラキューズRCがリハビリテーション事業を成功させました。 1915年、オハイオのトレードRCがクラブの財源で、身体障害児を収容し教育する学校の 設立する事業を成功させました。 そして、身体障害児対策をすることを条件にエリリアRCに入会したエドガー・アレンは、ク ラブの全面的支援を得、オハイオ身体障害児協会を設立し、最終的にそれを国際身体障害児協 会に発展させました。 1917年頃から、全米の各クラブは身体障害児対策などの社会奉仕活動に積極的になりまし た。このような奉仕活動の実践をめぐって、理論派(職業奉仕原理原則派)と実践派(団体社 会奉仕活動派)との間で激しい論争が起こりました。理論派の主張は、本来ロータリーは職業 奉仕のための団体である。それは、毎週の例会において、会員一人一人がその職業上のアイデアを交換し、そしてその精神をもって、各々の事業所で営利事業に従事する。したがって、各 会員の奉仕的態度そのものにロータリーの実態があるのであって、各職場の人事管理・労務管 理・財務管理・品質管理・市場開発がうまくいき、万人が幸福になれば、それ即ち社会奉仕と なると考えていました。それに対し実践派の主張は、すでにロータリークラブ活動として、身 体障害児対策や貧困などの社会問題の解決に実績をあげ、ロータリークラブは単に会員の職業 奉仕にとどまらず、社会奉仕事業をも行うところに奉仕団体としての意義があるものと考えて いました。かくして論争は続きました・・・・・。 1923年、RI年次大会で論争は頂点に達しました。理事会は決議 23-8「積極的に身体障害 児対策を推奨するために、ロータリーが国際身体障害児協会の活動を代行し、その費用として、 RIが年間1ドルの特別人頭分担金を徴収する。」との決議案を提案することを決めていまし た。これに反対したシカゴRC(ポール・ハリスの在籍する)は、「RIが奉仕活動の実践を クラブに指示することを禁止する。」との決議案、決議 23-29 を提案するという反対活動を行 いました。規約改正で大きな混乱が起これば年次大会そのものが困難になることが必至でした。 そこで、時の決議委員長ウイル・メーニアは、双方の決議案を撤回する代わりに、折衷案とも 言える決議 23-34 を起草し提案し、一言の訂正もなく採択されました。よってRIの分裂の危 機が回避されました。 さて、決議 23-34 の当初のタイトルは「綱領に基づく諸活動に対するロータリーの方針を再確 認し、国際ロータリーとロータリークラブにおける今後の手引きとなる原則を定めること」で ありました。即ち決議 23-34 はロータリーの全ての活動、社会奉仕活動のみならず五大奉仕全 てを規制する指針であることが理解できます。 では、第一条に焦点を当ててみたいと思います。第一条には、ロータリーの奉仕理念について 明確に述べられています。 『1)ロータリーは、基本的には、一つの人生哲学であり、それは利己的な欲求と義務および これに伴う他人のために奉仕したいという感情とのあいだに常に存在する矛盾を和らげよう とするものである。この哲学は奉仕―「超我の奉仕」の哲学であり、これは、「最もよく奉仕 する者、最も多く報いられる」という実践的な倫理原則に基づくものである。』 この第一条の中身は、正しくシェルドンとコリンズが1908年と1909年にロータリーに 提唱した、黄金律「自分がしてもらいたいことを、先に他人に対して行うこと。」そのもので はないでしょうか。皆さん、利己の心と利他の心をあわせ持つ善良なロータリアンとして、如 何お考えでしょうか。第2条から第6条は、ロータリー活動に迷いが生じた時、疑問に感じた 時に、読み返してみると、ヒントや答えを見つける事が出来ると思います。 ちなみに、2013年版手続要覧には、社会奉仕に関する1923年の声明「決議 23-34」 と併せて1992年規定審議会が採択した社会奉仕に関する声明が記載されています。 (参照文献、小堀憲助署ロータリー・クラブその理論と実態と批判、田中 毅署ロータリーの 基本、山田修平署ロータリーを理解しよう)



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更級公園 寄贈ベンチ




ニコニコ報告:
公益財団法人市原市体育協会
第10回更級旗全国中学校選抜剣道大会へのご支援ありがとうございました。
無事に終了する事ができました。


出席報告:
在籍者数:48名
出席者数:29名
本日の出席率:67.44%

事務局:
〒290-0081 千葉県市原市五井中央西1-22-25 市原商工会議所2階
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