点 鐘:西村会長
ソング:
司 会:
お客様:
第2790地区ガバナー 青木 貞雄様
第2790地区第3分区Bガバナー補佐 金親 博榮様
第2790地区第3分区Bガバナー地区幹事長 藤﨑 政弘様

第2790地区ガバナー 青木 貞雄会長

ガバナー公式訪問卓話市原・市原中央RC週報

2016-17年度ガバナーを拝命しております成田コスモポリタンRCの青木です。
地区大会は天候にも恵まれ、多数の皆様の参加をいただくことが出来、ありがたく思っております。
2008年国際協議会で自ら考案した職業奉仕を幹とする「ロータリーの樹」を発表すると共に、国内・国際ロータリーの要職を歴任された渡辺 好政RI会長代理(RID2690PDGで元RI理事)による理解が容易なロータリーの基本、また、変化するロータリーへの対応等の話を伺うことが出来、多くの仲間との親睦を含め、皆さんも地区大会で何かを学んで頂けたのではと思っています。
さて、Germ RI会長より、各クラブの状況把握、及び支援はガバナー補佐の務めであり、ガバナー公式訪問は、切磋琢磨するための複数クラブ間情報交換の場とするよう示唆があったため、本年度は、3クラブが6ヶ所、本日を含め2クラブが18ヶ所と54クラブは合同、残り29クラブが単独で、7月27日から11月下旬の間に83クラブを53回に分けて公式訪問させていただく予定で、本日は、第44回71・72クラブ目です。
6月末の富津RCのRI脱会により、当地区の今期は、83クラブ2,729名でのスタートとなりました。
日本全体では富津RCを含め、昨年1年間に6つのクラブが解散しました。
尚、私が所属する成田CRCのコスモポリタンとは、世界人を意味しますが、実態は地区出向経験者も少ない活動がdomesticなクラブなので、公式訪問の機会に各クラブの活動を体験させていただくべく、毎回2人の会員が私に同行しています。本日は、先ほどご案内のありました小林・大矢両会員に加え、地区幹事長藤﨑が陪席させていただきますので、宜しくお願いします。
 創立53年目と長い歴史の中で、斉藤・白鳥と2名のガバナーを輩出した市原RC、そして子クラブで創立29年目ながら鈴木ガバナーを輩出された市原中央RC、いずれも会員数が40名以上と地区では大型クラブに属しますが、外国姉妹クラブとの積極的な交流、地域社会における活発な奉仕活動に取組むと共に、IACを通じた青少年の育成にも取組んでおられます。
そのような中、市原RCは、会長の「ロータリーを語り、皆で元気なクラブを創ろう」のモットーの下、会員研修、CLPを通じたクラブの効率的・効果的運営を追及されているようですが、他方、最盛時に比して減少した会員数の回復が課題のようです。
他方、市原中央RCは、笑顔の絶えない例会、奉仕の追求等を通じて活気に溢れたクラブ造りを目指すと共に、今後の会員高齢化対応として若手会員の勧誘に努めておられるようです。地区研修リーダーをお願いしている白鳥PDGがおられる場で私が色々申し上げることはないかと思いますが、当地区でも模範的活動を展開されている両クラブの皆さんと 後ほどのクラブ協議会で意見交換させていただくことを楽しみしております。
さて、本日は、
1)RIのテーマ・方針、及び地区の行動指針・運営方針
、2)ロータリーの変化と対応についての2つのテーマについて話をします。
John F.Germ本年度RI会長は、
1.ロータリーに誘われた時点で、私達は、素晴らしい仲間と出会い、そして、人のために役立つことをする大きな機会を与えられる。世界には、多くの課題、助けを求めている人がいるが、我々に与えられた機会を生かすか否かは、我々一人ひとりの行動にかかっている。
  そして、我々は様々な分野から集った熱心で有能な職業人の集団であり、世界を変える力、ネットワーク、及び知識の結集がある。
2.我々は、ポリオ撲滅に取組んでいるが、ロータリーとは何か、そして何に取組んでいるかを地域に広め、資金援助者を含めた仲間、会員を増やすことが重要で、仲間が増えれば、我々はより大きな目標を達成することが出来る。
3.単に会員を増やすのではなく、奉仕活動に取組み、4つのテストを真に実践できる会員、そして新入会員を暖かく迎え入れるリーダー、クラブが必要だ
4.P.ハリスがロータリーを創設した目的「価値観を分かち合える人をみつける」は 現在も生きている。大切なのは、誠実さ、多様性、寛容、友情、平和を重んじ、人類への奉仕が人生最大の目的と信ずることだ。
5.ロータリアンは平等で、私たちはチームの一員だ。皆で協力して多くの人の人生を良いものにしよう。 と述べた上で、ポール ハリスと同様、人生最大の目的は人類に奉仕することと信じ、2016-17年度のテーマを「Rotary Serving Humanity=人類に奉仕するロータリー」としました。そして、対外的には、今やパキスタンとアフガニスタン、更に一旦終息が宣言されたが本年8月以降に3人の発症が伝えられているナイジェリア等における「ポリオの完全撲滅」、内部に向けては、より大きな目標を達成するための「会員増強」を重点取組み事項とすると共に、ロータリー戦略計画に基づき、a)クラブのサポート強化、b)人道的支援の重点化と増加、c)公共イメージと認知度の向上に努めるよう私たちに求めました。
  私は、志を同じくする人の集団は、その目的追及び活発な活動の展開に仲間の拡大が欠かせないと考えます。
ただ人数が多ければ良いという話ではありませんが、ロータリーも同じで、会員が多ければ多いほど、私たちは素晴らしい仲間と出会う機会が増えます。
また、奉仕活動を含めた種々の活動を活発に展開できます。
そして、結果的に地域における知名度が高まり、新しい仲間の輪の拡大に繋がると思います。
「ロータリーとは何ですか?」、また、「ロータリーは何をやっている団体ですか?」と聞かれ、答えに窮する会員も多いと思いますが、私は「価値観を分ち合う仲間とのFellowship、即ち、友好を通じて自らの人間性・人間力を高めると共に、自らの職業を通じ、また自らの職業経験を生かし、あるいは出来る範囲で、周りの人の役に立つことをする心がけを持つ人の集まり」と答えます。
尚、ロータリーは、職業上の高い倫理基準を求めていますが、私は、倫理感とは、職業だけではなく、人間として社会生活をおくる上で身に着けるべき基本と考えます。
既にロータリアンとなり、素晴らしい仲間との出会いを、また、他の人のために役に立つことが出来る機会を与えられている私達は、ロータリーに対して感謝の気持ちを持つと共に、この感謝の気持ちを分ち合う仲間の拡大に挑戦すべきと考え、今年度地区行動指針を「感謝と挑戦」としました。言い換えれば、私たちは、ロータリアンであることに感謝の念を持つことが出来るような活動の追及・挑戦が重要です。
東京のあるRCが去る7月末に東日本大震災で被災した福島の盲学校の生徒・先生をハワイに招待しました。私が以前航空会社で働いていたことを知っている国際ロータリー日本事務所の職員を通じて依頼があった「出発に先立つ成田空港でのお手伝い」を私が手配したことから、帰国後、お礼のメールが送られてきました。その中に、参加者が、ハワイのロータリアン及び盲学校生との交流を通じて感激している姿を見て、自分がロータリアンになって良かったと初めて思ったとの感想が付されていました。 このように、ロータリアンになって良かった思う事が出来る活動を一生懸命追及することが、ロータリーにとってだけでなく、ロータリアン本人にとって大事だと思います。」
さて、当地区会員数は、RI第1ゾーン最大ですが、1995年4月の4,378名をpeakに減少しました。2012年6月末の2,689名で底を打ち、その後わずかながら増加に転じ、本年6月末は2,739名でした。
しかし、地域特性もあり、当地区ではクラブ間の2極分化が進んでいて、本年7月1日時点では会員数が最大のクラブが80名に対し最少は5名です。
50名を超える大きなクラブが14、40名台9、そして30名台20で、これらの総計は全体の5割強の43クラブです。
他方、残り40クラブは会員29名以下で、そのうち13クラブは会員が19名以下です。
3年前、私が地区クラブ奉仕委員長兼会員増強委員長を拝命した折、委員の皆さんと アンケート調査等を行い、会員増強について色々研究した結果は以下の通りでした。
1)会員減少期でさえ、当地区では毎年200名超の新入会員が誕生していました。問題は、入会者と同数、あるいはそれ以上の会員が退会したことです。尚、このような知見に基づき、私が会員増強委員長を務めた翌年から地区の組織が、「会員増強・退会防止委員会」に改称されたことは、ご案内の通りです。
2)後任が来る大手企業の社員の職場間異動を別にすると、退会者の多くは、高齢者、 及び入会5年未満、特に入会2~3年でロータリーについての知識と理解が未だ十分でない会員でした。
3)会員歴5年未満の会員が退会する背景には、例会出席等の活動参加に時間的余裕がない、ロータリアンになったが活動に魅力がない・奉仕活動への取組みが少ない、幹部と意見が合わない等が多く見られました。
会員増強に関する他地区資料を見ると、入会は会員との職業上の繋がりが大多数で、趣味の仲間も多くありました。そして、退会時の理由は、仲間意識の薄れ、親睦活動に魅力が無い等が多く見られます。
尚、避けて通ることが難しい問題ですが、日本の会員数の推移は、GDPの変化に呼応しているという見方もあります。
日本全体の統計では、入会後1年未満の退会者が7%、1~2年未満が10%、3~4年が13%、即ち、入会者の30%は4年以内に退会しているそうで、その背景として会員増強に重きが置かれて入会基準が甘いという見方があるようですが、私は、そうではなく、加入したクラブの活動に魅力が無いからではないかと考えます。
従って、我々がまず取り組むべきは、縁あって入会した人がロータリアンになって良かったと思うような活動をクラブが追求すること、即ち、今年度RIテーマ「人類に奉仕するロータリー」の第1歩は、仲間に対する奉仕と考え、退会者を減らすことだと思います。
具体的には、出席したくなる例会、参加したくなる親睦・奉仕活動の展開、及びロータリーを理解し、かつロータリー活動に対する関心を深める研修の強化です。
私が学校を卒業して企業に勤め始めた約50年前、職場では、部長は元より、課長の顔を見ることもまれでしたが、1990年代に入って産業のGlobalization、即ち国際化が進むと、企業間競争が激化し、大手企業でも今や課長・部長は元より、役員も率先して仕事に直接携わらざるを得ない状況、言い換えれば職位があがるほどに仕事が厳しくなり、中には、社長も大部屋で一般社員と一緒に仕事をしている大企業も出てきました。
ロータリーの根幹は職業奉仕であり、自らの職業をしっかり務めることが第1です。従って、気ぜわしい現在の世で貴重な時間をロータリー活動に割くには、私達は、今まで以上に魅力ある活動を展開しなければ会員の維持、新規会員勧誘は難しいと思います。
ロータリーは単年度主義と言われますが、これは会長、ガバナー等の任期で、会員は毎年変わるわけではありません。
従って、クラブ運営は継続性を以って行う必要があり、特に、仲間の拡大に繋がる元気なクラブ造り、研修を通じた会員歴の短い会員の育成、そして、新規会員の勧誘等は永遠の課題であり、継続的取組みをもって対応する必要があります。
会員増強と言うと、「質か量か」の議論が先行し、行動が伴わないケースがよく見られます。クラブの中には、会員が少なくても、会員歴の長い会員を中心に模範的な活動を展開しているクラブもありますが、会員の加齢は年々避けて通ることが出来ず、このようなクラブでも、新入会員、特に若年新入会員の勧誘に力を入れる必要があります。
ロータリー活動の経験が浅い私ですが、最近地区委員、ガバナー補佐等を体験し、ロータリーには、その活動・歴史等についての知識が豊富で研究を常に怠らない会員が多くいることを知りました。
その後、私は、斯かる仲間からロータリーについて色々教えを受けています。
クラブには、このようにロータリー活動についての識見に富んだ会員も必要ですが、多くの会員にこのような活動を望むのは難しいと思うと共に、私は、全員がこのような会員である必要は無いと思います。
それよりも、例会等に出席し、お互いに意見を交わし、知らないことを学んで成長していくとことが大事です。
ロータリアンの中には、ロータリー活動を難しく考えたり、神聖視したりする人もいますが、111年の歴史を通じて変化してきたロータリーには、こうでなくてはいけない、あるいはこうあるべきだと言う絶対はなく、それより多様性が重んじられると共に、理念を求めるよりも実践・行動が重要だと思います。
Germ国際ロータリー会長の言にもある通り、4つのテスト、ロータリーの目的、あるいはロータリアンの行動規範が実践できる人、また実践しようと考える人であれば、誰でもロータリアンになる資質を備えているのではないでしょうか。
日本には長幼の礼と言って高齢者を敬うしきたりがありますが、ロータリー活動においては、私と皆さん、そして、昨日加入した会員と会員歴30年・40年の会員、皆平等です。大事なことは、ロータリーに加入した新会員と私たちが一緒に学ぶ謙虚さを持つと共に、知らないことを教え合い、次の時代のリーダーを育てていくことだと思います。このため、今年度は、多くの新入会員を対象に研修強化を図ることが出来るよう、地区主催ではなく、AG主催により約10年前まで行われていた分区別会員歴5年未満会員研修を復活させましたが、結果として、ここ2年は秋の行事となっていたIM開催時期を年明けに戻しました。
もう1つ頭に留めておくべきは、創立25、30年を迎えて会員の高齢化が進むクラブの中に、会員減少が顕著なクラブが見られることです。ロータリーに終わりは無いので、クラブ運営は常に課題を見つけ、その解決に継続的に全員で一生懸命取組み、この時期を乗り切ることも重要です。
私は、会員増強と言わず、あえて仲間の拡大と言いますが、全てのクラブが元気なクラブとして充実した活動を追求し、志を同じくする仲間の輪の拡大に繋げていただくよう、今年度ガバナー月信最終頁で元気なクラブを紹介しています。皆さんにも是非、他クラブの模範となる元気なクラブの活動をガバナー月信で披露して下さい。
ロータリー活動にとって大事なのは、RIでも、地区でも、またクラブでもありません。
会員の皆さんです。皆さんは、自らがロータリアンになって良かったと思うような活動を仲間と一緒に追及して下さい。
尚、RI会長は会員数が50名以下のクラブには会員純増1名を求めていますが、皆さんには更なる活動の活性化に向けてRI目標以上の会員純増に取組んでいただくと共に、①来年のR財団100周年に向け、例えば地域の奉仕プロジェクトにR財団100周年記念事業の冠をつける、②ここ2年続いている地区としてのR財団寄付ゼロクラブOの継続に向けた協力、そして、③IT化が進む国際ロータリーにaccessするためのMy Rotary登録推進等をお願いします。
さて、本日の卓話の2番目のテーマは、変化するロータリーと、私たちの対応です。
今年1月、ガバナーになるため受講が必須の国際協議会に参加した折、来年6月に米国ジョージアジ州アトランタで開催される国際大会のスポンサーにコカコーラ社が指名されたとの発表がありました。
同時に、コカコーラの文字とロータリーのロゴマークが印刷された赤いセロファンで包まれたコカコーラの瓶が晩餐会の食卓に提供されたことに、私は、ロータリーがこんなことをするのかと驚かされました。
 本年4月の規定審議会では、標準ロータリークラブ定款の近来稀な大幅改定が行われました。8月15日付で地区より和訳2016年版「標準RC定款」をご案内したので、皆様には、既に新しい標準RC定款の内容について研究されていると思いますが、今回の大きな改訂の多くは義務ではなく、各クラブに選択権を与える任意規定です。即ち、改定された中で、義務規定は主として以下の9つです。
1)理事に会計を含む
2)理事会議事録の作成、及び会員への60日以内の回覧
3)少なくとも①クラブ管理運営、②会員増強、③奉仕プロジェクト、④公共イメー、ジ、⑤ロータリー財団の5つの委員会のクラブ内設置
4)出席免除会員の条件に、少なくとも20年以上ロータリアンであることを付加
5)Eクラブの名称と定義の廃止
6)2017~18年度以降の人頭分担金引上げ額を現在の年間USD1からUSD4に変更
7)職業分類は残すものの、会員身分の条件緩和(会員の資格条件は「善良さ、高潔さ、リーダーシップを身をもって示し、職業上、または地域社会で良い評判を受けており、地域社会・世界において奉仕する意欲のある成人によって構成する」を残し、「国際ロータリー定款」5条の第2節a)1)から6)が削除したため、1)~3)に規定されている有益な事業や専門職務の所有者・共同経営者、法人役員・支配人、あるいは裁量の権限ある管理職等の重要な地位にあること、またそれらの地位から退職していること」が廃止されたため、職業経験のない人でも会員になれることとなりました。
8)ローターアクターとロータリアンの二重登録可能
9)年会費の徴収義務は残ったが、入会金の徴収義務は廃止
これらは本年7月1日以降導入が求められる規定変更ですが、この中で、会員身分の条件緩和、及びローターアクターとロータリアンの二重会員可能は規定として排除できないものの、新入会員の選考にあたり、クラブが別の理由で職業経験の無い人、また、ローターアクターの加入を排除することは可能です。
そして、例外規定として新たに導入された
1)例会は最低月2回開催。
2)従来の会合型クラブの一部例会のオンライン化可能
3)祝祭日がある週の例会は休会に出来る等は、採用するか否かがクラブの裁量に任されており、徴収義務が廃止された入会金を徴収収するか否かを含め、各クラブが細則でいかようにも決めることが可能です。
同時に、従前の運用形態を継続することも可能です。
尚、会合規定で例会のオンライン化が認められているため、名称は別にしてEクラブの設立は引続き可能です。しかし、逆に言うと、これら緩和された規定に基づき、①入会金無料、②例会は月2回、③例会の1部をオンライン例会とする、④祝祭日のある週の例会は休会。
但し、例会月2回のクラブには不適用。
⑤職業経験の無い人も会員にする、⑥RACTRも会員にする等の運営形態を採用するクラブの誕生が可能になりました。
ご案内の通り、各クラブはRIの管轄下にあり、地区の管轄下にはないため、私、または地区が、皆さんのクラブの運営形態について指導・指図は出来ない仕組みになっています。
従って、地区が統一した運営基準を全クラブに指図することも出来ません。
規定に基づき、規定審議会決定事項は、会議終了後2ヶ月以内に各クラブに報告されると同時に、その後2ヶ月以内の反対意思表示が可能です。
そして、反対票が有効投票の5%を超えた規定は、全クラブを対象に再度郵便投票で賛否を問い、多数決で否決されない限り、7月1日に遡って発効します。
このため、標準RC定款等を掲載した和訳「手続要覧」発行は年末になるのが恒例です。
しかし、今年は大きな変更があったためか、MyRotaryで6月中旬に英文「標準RC定款」が、そしてご案内の通り、8月中旬に和訳「標準RC定款」、「国際ロータリー定款」、及び「国際ロータリー細則」が発表されました。
また、9月中旬には、英文ですが、「2016年手続き要覧」が発表となっています。
(RI理事会等で解釈が変更可能なロータリー章典に基づく手続きが、3年に1度改訂される規定審議会決議より頻繁に改訂されることから、手続要覧の白い頁が今年よりなくなるとの案内が規定審議会決定報告書で一旦発表されましたが、ロータリー章典に決議23-34は手続き要覧に掲載するとの理事会決議が記載されており、今回も、決議23-34(社会奉仕に関する1923年の声明)、ロータリー目的等は、引続き白い頁として残っています。
ロータリーの基本理念に沿った活動を展開されてきた市原、及び市原中央RCの皆さんは、今回の規定審議会決議に拘わらず、従来の運営形態を継続されると思いますが、2016年規定審議会決議に基づく標準RC定款の内容をしっかり確認し、定款の規定の中で、皆さんのクラブがどのような運営形態を採るか会員間で十分話し合い、新クラブ細則を作成していただくようお願いします。
但し、今回の規定改訂に伴いクラブ間で運営形態に差異が出た場合、会員のクラブ間移動が発生する可能性が否めないことには留意して下さい。
皆さんには、変化するロータリーの現実を理解すると共に、各クラブがとる様々な運営形態を認める寛容さ、広い心を持って今後の活動に取組んでいただくようお願いして、私の卓話とさせていただきます。どうもありがとうございました。
以上


45
 
45

45
45

ニコニコ報告:



出席報告:
在籍者数:50名
出席者数:30名
本日の出席率:68.18%

事務局:
〒290-0081 千葉県市原市五井中央西1-22-25 市原商工会議所2階
TEL 0436(37)2524 FAX 0436(37)2546
http://www.ichiharachuo-rc.org/