こんにちは。

12月に入りだいぶ寒くなってきました、お体には十分お気を付けください。
今月は疾病予防と治療月間という事でお話させて頂きます。
日本は世界一の長寿国です、 日本人の平均寿命は男性が約80歳、女性が約86歳です。健康寿命はといいますと 男性が－9歳、女性が－13歳となりまして男女ともおおむね70歳位までは健康で 人生残り約10年は不健康な状態という事になります。
健康な状態とはどういう事を いうのか調べましたら、「肉体的にも、精神的にもそして社会的にもすべてが満たされた 状態」とありました。
ロータリーのことばに「よく奉仕する者、よく報いられる」 ということばがありますが、うちのクラブの先輩方が元気なのは、日頃の行いの良さが 健康という最高の形で報いられていると思いました。
日本はとても豊かな国であり、「疾病予防と治療月間」といいましても、あまりピンと こない方が多いんじゃないかと思います。世界に目を向けますと
「世界の人口の6人に1人がお金がなくて医療を受けられない。」
「世界中で25億人以上の人々が十分な衛生施設を利用できない。」
「汚染された水を飲み、毎日3,000人の子供が命を落としている。」
これが世界の発展途上国の現実だそうです。
疾病予防と治療月間は、「医療従事者の能力向上」「伝染病の食い止め」「医療インフラの 改善」「医療に従事することを目指す方へ奨学金支援」などを強調する月間です。
先月、フィリピン医療奉仕活動に行った際もとても多くの方々に歓迎されました。
フィリピンのパストガバナーの方が「数多くある国の中からフィリピンを選んで頂き ありがとうございます、フィリピンはもっとも支援を必要としている国です。」
と言われましたが、世界中に支援が必要な国は相当数あります。
ロータリーは己を磨き、己を成長させ社会に還元させる団体だと思いますが 個々の力では、どうしようも出来ない事を世界200カ国以上、120万人以上の ロータリアンが力を合わせて、世界を良くしていくという使命もあると感じました。

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