こんにちは。

今日は先週ロータリーソングとして歌われた「四つのテスト」についてお話致します。
四つのテストを歌うクラブはめずらしく、他クラブの方々もうちのクラブの例会に 出席して、四つのテストのソングを聞きますと、初めて聞きましたという声を 多く聞きます。
四つのテストの誕生はアメリカシカゴRCの会員であったハーバート・テーラー氏です。
テーラー氏は倒産の危機にあった従業員250名のクラブ・アルミニウム社の経営を 引き受けることになりました。
会社を再生させるには、同業者にはない何かを育成しなければならないと考えました。
そしてその何かとは「社員の人格」「信頼性」「奉仕の心」だと考えました。
そしてこの四つのテストが生まれました。
思想や宗教など様々な社員がいる中、 このテストが自分の信じる思想、宗教に合致するだけでなく生活にも模範となる 価値観を与えてくれると社員の方々は述べたそうです。
四つのテストは簡単なことばですが、会社の決定をくだす基盤となり、会社の広告も 最上、極上などの表現は止め、製品の実際の姿を述べ、ライバル会社への非難、悪口も 止め、仕事のあらゆる面の指針としました。
その結果、信頼と好意が取引先や顧客また従業員の中に生まれ、会社の業績が次第に 好転していきました。
そして四つのテストは職業奉仕の理念を端的に表すものとして、ロータリーの標語と なりました。ロータリアンの方々の会社でも多く標語として用いられているそうです。
この四つのテストを自分の心の指針として、これから行動していきたいと思います。

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