さて、市原中央ロータリークラブは、日本経済がバブルと呼ばれる好景気に沸いた1988年、市原ロータリークラブをスポンサークラブとして日本で1,802番目に創立、活動を開始した、当地区では比較的歴史の浅いクラブです。
しかし、奉仕の理念具現化を目指して集まった30年間に亘る歴代会員が、ロータリーの根幹である職業奉仕を基本に、会員が積極的に出席する充実した例会、及び家族を含めた会員間の友好を深める親睦活動を追及すると共に、駅前清掃等の地域に密着した社会奉仕、インターアクトクラブ(東海大付属市原望洋高等学校)及びローターアクトクラブ(市原中央ローターアクトクラブ)の活動支援を通じた青少年育成、台湾友好クラブとの親善、及び地区補助金活用フィリピン歯科医療支援等の国際奉仕等々の奉仕活動に積極的に取組んでこられました。
また、創立13年目の2001-02年度には鈴木 雅弘ガバナーを輩出すると共に、毎年地区委員会に委員を派遣する等、地区運営、そして地区の発展にも多大の貢献をいただいております。
国際ロータリーは、会員が米国・日本等で減少する一方、インド、韓国、ブラジル等の新興国で増加する現状に鑑み、基本理念は変えることなく、社会情勢の変化、地域特性等に対応した柔軟な運営をクラブに認める規定導入を昨年の規定審議会で決議しましたが、これは、クラブの運営の責任をクラブに委ねることです。このように国際ロータリーは変化の時代を迎えていますが、市原中央ロータリークラブの皆さんには、30年の歴史を通じて築き上げてこられたロータリーの基本に則った良き伝統を引続き追及すると共に、価値観を分ち合う仲間の輪の拡大に挑戦し、創立50周年、更に75周年と、発展されることを祈念申し上げて、私のお祝いの言葉とします。
市原中央ロータリークラブが、創立30周年の記念すべき節目を迎えられ、本日ここに、盛大なる記念式典が開催されますことに、心よりお喜びとお祝いを申し上げます。
三好会長をはじめ、市原中央ロータリークラブの皆様におかれましては、昭和63年のクラブ設立以来、「奉仕の理想の推進」という崇高な精神に基づき、社会奉仕をはじめ、国際奉仕や職業奉仕など様々なロータリー活動を積極的に展開され、地域社会の発展や青少年の健全育成に多大なるご貢献をされ、本市の成長にも大きくご寄与いただいておりますことに、深く感謝を申し上げます。
ロータリー活動の源となる「社会生活における人間の幸福は、他人への思いやり、助け合いにある」との言葉や、「みんなに公平か」「みんなの為になるか」との言葉には、私も大いに共感し、感銘を受けるところであり、皆様の高い志と、献身的な行動に敬意を表する次第です。
これまで30年の道のりの間には、様々なご苦労があったものとご推察いたしますが、歴代会長をはじめ、役員の皆様、会員の皆様の不断のご努力によって困難を乗り越え、めでたきこの日が迎えられますことに、重ねてお祝いを申し上げます。
また、本日は姉妹クラブである「新竹西北ロータリークラブ」の曾清田会長をはじめ、台湾から30名近いお客様がご列席であるとお伺いしております。
ようこそ市原市へお越しくださいました。皆様のお越しを心から歓迎申し上げます。
私は、一昨年まで務めていた、市原市少年野球協会の会長として、少年野球の交流を通じて何度も台湾の地を訪れており、今年も7月に市原市の少年野球チームが台湾遠征を行う予定があり、何とかスケジュールを調整して、チームと同行したいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
今回の訪日が、皆様にとりまして、生涯忘れることのない、素晴らしい思い出となりますことを、お祈りいたします。
さて、我が国では今、本格的な人口減少社会を迎え、市原市においても、少子高齢化の急速な進行や臨海部工業を中心とした産業構造の再編、社会保障関連経費の増加など、社会経済情勢の大きなうねりの中にあり、このような時代のうねりを乗り越え、本市の持続的発展につなげることは、私に課せられた大きな使命であると認識しております。
このような中、新年度を迎え、「夢つなぎ ひときらめく 未来創造都市 いちはら」を都市像に掲げる新たな「市原市総合計画」によるまちづくりが、本格的なスタートを切りました。
私は、困難な課題を乗り越え、未来を切り拓く最も大きな力は、「ひとの力」であり、その力を引き出す源となるのは「ひとの夢」であると考えております。
子供たちをはじめ、あらゆる世代が将来に「夢」を描くことができるよう、未来への展望をしっかりと描き、それぞれの夢や思いをつなぎながら、人の多彩な活躍が満天の星のようにきらめき、その輝きを束ね、誇り高く未来を創造する。そのような魅力と活力にあふれるまちを実現したい。
都市像には、このような思いが込められています。
様々な状況が目まぐるしく変化する昨今、この都市像実現への道のりは決して平坦ではありませんが、平坦ではないからこそ、果敢に挑戦し、変革をし続けなければ、未来の創造はありません。
「変革と創造」、私はこの基本理念を市政運営の根幹に据え、市民の皆様が成果を実感できるよう、強い覚悟で取り組んでまいりますので、皆様には、今後も市政運営に際しまして、お力添えを賜りますよう、お願い申し上げます。
結びに、市原中央ロータリークラブが、30年の歴史を礎に、今後も益々発展されますことと、会員の皆様のご健勝とご活躍を祈念しまして、お祝いの言葉といたします。
市原中央ロータリークラブの皆様、創立30周年を迎えられましたこと誠におめでとうございます。市原クラブを代表しまして一言お祝いを述べさせていただきます。
私は、一番近しい間柄にあります貴クラブ会員様達の「奉仕と親睦」を軸にした生気あふれる活動ぶりを目の当たりにするたびに、少なからぬ影響を受けてまいりました。そして、その積極的な活動の源泉は何だろうと長い間疑問に思っておりましたが、先般、貴クラブの活動計画書を拝見しまして納得させられました。
市原中央ロータリークラブ様は、ご承知の通り、パストガバナー鈴木雅弘様達により創立されております。
その創立時に大きなエネルギーを要した経緯が、詳細に記述されておりました。その熱意が現在まで連綿と受け続けられております。
その上で、ロータリーでの大きな活動目的の一つであります会員増強について申しますと、ここ市原市の景気は大きく上昇しているとは言えず、貴クラブはそのような環境の中でも仲間を増やしておられます。
会員の皆様の一人一人の熱意ある活動によるものでしょうが、今では貴クラブのほうが会員数も多く、私どもは親クラブという訳ではありませんが、肩を並べねばと思って努力をしております。また、社会奉仕・国際奉仕・青少年奉仕などの活動におきましても、新規の奉仕事業にも果敢に挑戦され、着実に成果を収められてきております。
その精力的な活動ぶりについては、私のみならず、多くの人達が敬意を表していると思います。私どもも、50年の節目を機にクラブの再構築を図っておりますが、貴クラブを模範にせねばと思っております。
そして、本日は、小出市原市長もご臨席されております。
市長は、10年後の未来を見据え「変革と創造」を基本理念に掲げ総合計画を策定されました。私たち両クラブは同一地域でのクラブとして、市原市政に合致した奉仕活動をし、地域の発展に更なる貢献をしていかねばなりません。
クラブ独自の奉仕事業であれ、或いは、挨拶運動のような市を挙げての事業であれ、これからも地域社会の発展のためにオールロータリーとして連携して推進していければと思っています。
結びに、三好会長は就任挨拶の中で、この30周年を50周年に向けた新たなスタートと位置付けられております。
貴クラブの今後ますますのご発展を祈念致しまして、私の挨拶とさせていただきます。
市原中央ロータリークラブの三好 和彦会長及びご出席の皆様こんにちは。
私は3500地区新竹西北ロータリークラブ2016-2017年度の会長 曽 清田Adenと申します。
新緑の香りがすがすがしい季節に、貴社の創立30周年の記念式典に参加出来る事を嬉しく思っております。
謹んでお祝いの意を申し上げます。おめでとうございます。
市原中央と新竹西北の姉妹社締結は早くも18年目になりました。
両社は日頃ロータリー事業だけではなく、「奉仕」という国際ロータリークラブの使命にも懸命に努めて参りました。
これからも、この共同目標を持っている貴社との交流と友情を深めていきたいと思っております。
国際ロータリークラブ事業のグローバル提携によって、環境保全や豊かな世界になることを共同の目標に頑張っていきたいと思っております。
最後になりましたが、市原中央ロータリークラブのご活躍とご出席の皆様のご健康を心からお祈り致します。
祝 賀 会 |