点鐘 |
:時田会長 |
ソング |
:手にてつないで |
司会 |
:池田SAA |
お客様 |
:第2790地区 職業奉仕委員会 廣田二郎(君津RC) |
皆さんこんにちは。
今週の活動を報告いたします。
1月23日ペントハウスにて新入会員歓迎新年会を行いました。
外にプールがあるような大人の雰囲気の良い場所でした。
食事もちょうどいい量で、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
親睦委員の皆様ありがとうございました。
1月24日千葉北RC20周年記念式典がありました。
200人強の出席者があり盛大に執り行われ、市原中央RCからは11名の参加者がありました。
当日、台湾と友好クラブを結ぶなど人数は少ないですが、経験者と若手がうまくかみ合った活気のあるクラブであると感じました。
今月は、職業奉仕月間です。
ロータリー章典によると、
8.030. 職業奉仕の基本原則 Basic Principles of Vocational Service
8.030.1. 職業奉仕に関する声明 Statement on Vocational Service
職業奉仕とは、あらゆる職業に携わる中で、奉仕の理念の実践をロータリーが培い、支援する方法である。
「ロータリーの目的」の第2項は、職業奉仕が基本となるもので、特に以下のことを奨励し、育成する。
・職業上の高い倫理基準を保つこと。
・役立つ仕事はすべて価値あるものと認識すること。
・社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
上記の職業奉仕の理念に本来込められているものは、次のようなものである。
1)雇主、従業員、同僚への誠実、忠実さ、また、この人たちや同業者、一般の人々、職業上の知己すべての公正な扱い
2) 自己の職業上の手腕を社会の問題やニーズに役立てること。
職業奉仕は、ロータリークラブとクラブ会員両方の責務である。
クラブの役割は、頻繁に職業奉仕を実践することによって、クラブ自身の行動に職業奉仕を応用することによって、模範となる実例を示す、また、クラブ会員が自己の職業上の手腕を発揮できるようなプロジェクトを開発し、目標を実践、奨励することである。クラブ会員の役割は、ロータリーの原則に沿って自らの行いと事業と職業を律すること、また、クラブが開発したプロジェクトに応えることである。(2014年1月理事会会合、決定88号)となっています。
職業奉仕の応用として2018-2019年度の地区補助金事業を考えていきたいと思います。
簡単ですが会長挨拶とさせていただきます。
市原中央R.Cの時田会長はじめ会員の皆様こんにちは!!
私は、地区奉仕プロジェクト委員会の職業奉仕委員会より参りました廣田です。所属クラブは君津R.Cで職業分類は機械工場(Machine Shop)です。
本題に入る前に、自クラブ及び自己紹介の時間をいただきたいと思います。
君津クラブは、S47(1972).3.9に設立され昨年3月に45周年記念事業を行ないました(その際の実行委員長も務めました)。現在会員数が59名で当クラブの特徴としては、ご存じの通り君津市は新日鐵住金君津製鐵所の企業城下町と言っても良い程新日鐵住金に関連する企業が多く、従いましてクラブ会員も多数の関連事業所の支店長・所長が参画されています。その他金融関係等の会員を含めますと、会員の半数近くがいわゆる転勤族です。この事象は両刀の剣でして、2〜4年で移動がある為クラブ内の重職に就くことができません。その代わり、クラブ内の活性化は充分すぎる程可能です。また現会長はじめ、JC(青年商工会議所)OBが芋づる式に入会し、若くて活力のあるクラブとなっています。しかし残念ながら職業奉仕に関しては市内の中学、小学校2,3校に「出前教室」を開催することのみです。各学校に6〜7講座で15〜20名の生徒に各会員の仕事内容より、小中学生の興味のある講座を50分程度行っています。学校によっては、両親の出席する学校もあります。定例化し10年以上続く当クラブの奉仕活動の目玉です。
続きまして、広田鉄工所の紹介をさせていただきます。当社はS28年に法人設立をし、今年の決算で64期を迎える事業所で、新日鐵住金・荏原グループ・東電関係を主顧客とする機械加工・製缶(溶接)を行なう60数名の会社です。
H8に富津市工業団地に溶接工場を新築し、初代の工場長として勤務致しました。私自身は前職で工作機械のセールスエンジニアを行なっていたので、機械加工・修理は知識がありましたが、こと溶接に関しては皆無に近い状況でした。溶接工とは本当に腕一本のたたき上げ職人で、その職人の中に放り込まれた私は狼に囲まれた子羊状態で毎日毎日怯えるだけでした。それでも工場を纏める任務が課せられていましたので、私は職人たちの心をつかむにはどうしたら良いか考え、その結論が朝一番に出社して勤務する従業員に挨拶をし皆の顔色健康状態をチェックし立ち話をするようにしました。又従業員の控え室が汚れていたので掃除をしました。数か月後には職人も少しずつ心を開いて、ある者には家族の悩みを相談されたり、ある者は仕事内容を指摘してくれたりとそれなりに工場をまとめあげることができました。本当に早起きのおかげです。
その早起きについて、皆さんもご存じのよう「早起きは三文の得(徳)」という言葉があります。早く起きて、スッキリした頭と身体で仕事や行動をすればスムーズに事が運ぶとの諺です。実際私も早朝出勤し事務処理等を行うと勤務時間内に行うそれより密度も精度もスピードも違うことは実感しています。
このことだけでなく、その昔油売りの話をしたと思います。江戸のころ油は大切な物資であり、それを業にする商売人もいまいた。その油売りが早朝気温の低い時間帯に油を仕入れ、気温が上昇した昼間に民家に売り出します。当然のことながら気温が上がれば油は多少なりとも膨張して、例えば20Lの仕入れが1%膨張して20.2Lになったとします。その時油売りは0.2Lも客先にサービスする。このことが職業奉仕の真髄ではないでしょうか。1%の儲けを油売りが儲けるのではなく顧客に儲けてもらう、これにより「油売りも顧客も儲けられ、それにより社会が儲けられる」これ即ち「三方良し」ではないでしょうか。三方良しとは近江商人の心得とし「売手と買手がともに満足し、また社会貢献もできる」というものです。まさにこの三方良しの考え方が職業奉仕そのものだと考えます。
そのことに関連して私が社長に就任(H21.5)した際従業員の前で意思表明をした時の話をさせていただきます。
それは二宮尊徳の話で、「たらいの水」です。二宮尊徳は江戸時代の農政学者で多数の藩の財政を立て直したことで有名な方です。その尊徳がたらいの水をかき集めようと自分の方へ自分の方へと集めていましたが、全てたらいの縁を流れて反対方向に行ってしまう。逆に相手に水を与えようと水を押し出すと縁を流れて自分の方へ集まるという話です。当社も私利私欲に走らず、他従業員の為・お客様の為・仕入先や協力工場の為に働こうではありませんかと社長就任のあいさつをしました。実はこのことは私自身が営業活動の中で得たエピソードの中から生まれたものでした。20年近く前に新日鐵住金の関連会社で生産設備の改造の引合いがあり、採寸・図面設計・製作を完了し、納入組付を行なう段になり、担当者は正式発注していないから納入は不可との話でした。その当時その事業所は口答発注がまかり通っている状況の中で、担当者は上司の許可を得ていないのを予算が合わないのでキャンセルとのことでした。私としては色々な人たちの手がかかっているので無償で良いから設置使用してみて下さいと申し入れをして設置していただくこととなりました。その後上司がその改造品を見て事情を把握し満額とはゆきませんでしたが発注・検収をしていただきました。その上司はその後装置一式と共に兵庫県の姫路(広畑製鉄所)に転勤になり遠方より色々な製作品を数億円発注いただき今も色々引合いをいただいております。この事例はまさに私利私欲に走らず、製作にたずさわった者や製作したものが必ず生産に役立つとの気持ちを押し通した結果かと思います。
ニコニコ報告:
第2790地区 職業奉仕委員会 廣田二郎様より(君津RC)
本日は職業奉仕の卓話をさせていただきました。ご清聴ありがとうございました。
山ア幸男
五井福祉圏域の惣社地区でこのたび小型ですが特別養護老人ホームの建設に当法人が
着手しました。五井地区では26年ぶりの特養ホームです。12月には開設予定です。
出席報告:
在籍 50名
出席 28名
出席率 56%
〒290-0081 千葉県市原市五井中央西1-22-25 市原商工会議所2階
TEL 0436(37)2524 FAX 0436(37)2546