落ちこぼれこぼれこぼれて傘寿かな。
皆さんこんにちは。破れ傘傘寿の宇津木です。よろしくお願いいたします。
今日はローターアクト委員長の卓話という事で先月の初めころでしたでしょうか時田さんの方から卓話を行うという事でそちらの方は名ばかり委員長でございますのでとても無理ですという事でお断りをいたしました。そうしましたら穴が開いてしまって困るなと、何とか穴埋めをしなさいという事でしたので雑談でよければ何とか穴埋めをいたしましょうという事で今日の運びになりました。皆さまには暫くの間雑談にお付合いをお願いいたします。
今日の私のタイトルですけれども「わが心に残る名言その人」として話をさせていただこうと思っております。
息子が中学生の頃だったと思うんですけれども息子は既に50歳くらいになっておりますから大体30数年前のお話でありまして、あの頃ちょっと親として息子がどんな勉強をしているのかという事でちょっと勉強部屋をのぞいてみようと思って息子の部屋の中をのぞいたことがございます。扉を開けてビックリですよね。何だったと思います？机の上には教科書、参考書そういうものは見当たりませんでした。机の上には山のような漫画の本と本棚にはぎっしり漫画の本で。皆さん漫画喫茶って行った事がありますか？ああいう状態で漫画の山なんですよね。私はそんなに漫画は嫌いではないのでその中の一冊を手に取って読んでみたらこれが実に面白い。時々息子がいないのを見計らっては子供部屋に侵入して漫画を読んでいるような状況でずっとやってきたわけなんですが、今日はその漫画の中の一説をご紹介したいなと思って用意してきたんですがともかく30数十年前の事なのでその漫画の正しい本のタイトルそういうものが全然思い出せなくて。しょうがないですからキーワードをパソコンに検索をかけますと今は便利ですね。本屋に行って本棚を探さなくても居ながらにしてそういう事が分かる訳でございます。その辺をメモにしてきました。
本のタイトルは銀河英雄伝説という本です。皆さんもお読みになった方もいらっしゃると思うんですね。すごく面白い本であります。作者は田中芳樹という人でありましてこれはSFの小説と言いますかずっと遠い先の時代の状況を描いた作品なんですけれども遠い未来人類は宇宙に飛び出していきまして宇宙に飛び出していって仲良くしているかと思えばそうでもないんですね。宇宙にいっても戦いを繰り広げているそういう状況なんです。現実に足元を見ますとちょうどウクライナを舞台にして帝国主義的な色合いの濃い国と自由主義的な同盟国の分断ともいうべき戦いが1年以上も戦って続いている状況でありますけれどもこの銀河宇宙においてもいつ終わるかもしれない領事への戦闘がずっと繰り広げられているその状況を漫画にしてあるという事であります。
人類はだいたい二本足で生きているわけですからだいたい地上で戦争をやっていたわけですけれどもこの地球の地面を制したものが世界を制するという状況。それから今度は海を制する者が世界を制するへと移っていくわけですね。オランダとかスペインその後、海を制したのがイギリスの艦隊であります。またそのイギリスもちょっと脱落傾向にありまして今私達は空の戦いにドローンとかロケットとかそういった物で空の戦いに移っている訳ですがこの漫画の世界は更にイチランク上げて銀河系宇宙の中における戦いが描かれておりまして読んだ人は分かっているでしょうけれども非常に面白い漫画なんです。
この銀河系宇宙の戦いにおいて常勝の天才それと不敗の魔術師と言われる二人の英雄が現れるわけです。常勝の天才とは銀河帝国総帥ラインハルト・フォン・ローエングラムという人で不敗の魔術師といわれるのは自由惑星同盟率いるヤン・ウェンリーという青年なんですけれどもこの二人が共に代表的な形で戦争が進んでいくわけであります。
この銀河系宇宙においてもようこうの地と言われる所があるんですね。今地球上にもようこうの地と言われるものはありますけれども銀河系宇宙においても銀河系宇宙を制する為のようこうの地というものがありましてそれがイゼルローン要塞この回廊を我が物にすると銀河系宇宙全体を制するのに非常に足場が良い。この回廊を巡る戦いがずっと続いていきある時このイゼルローン要塞のの西の方に敵の飛行機が現れたという報告を受けてヤン・ウェンリーは仲間の戦闘機を引き連れて襲撃するわけであります。ヤン・ウェンリーは申すまでもなく戦闘機の操りも非常に上手なので敵機を瞬く間もなく撃ち落として敵も蜘蛛の子を散らすように出て行ってしまいました。今日はこれくらいでいいだろうという事で意気揚々として空港へ引き返ってホッとしている時にアナウンスが流れてきてイゼルローン回廊を巡る戦況のアナウンスが流れてきて我が同盟軍はイゼルローン要塞の東方において大敗を期すという報告のアナウンスで今私は西方で勝利をしてきたのに何故だとこういう事になる訳です。同じ時期に銀河帝国の総帥ラインハルト・フォーン・ローエングラム自分の部下の将軍を目の前にして演説をしています。その中の演説の一説が正にこのわが心に残る名言になんです。色んな話があったんですがその名言の一説をご紹介いたします。「敵は戦術あって戦略なし」とこうラインハルトは言い放つわけです。部下の将軍の前で「敵は戦術あって戦略なし」格好いいですね。私はこの言葉が大好きで30数年経ってもいつも心の中に残しております。
イゼルローン要塞の西方における戦いはおとり作戦でした。このヤン・ウェンリーを西方の方に引きつけておいてそして東方の大群を一気にやっつけてしまうという銀河帝国の作戦だったんですね。蜘蛛の子を散らして逃げたって言っておりますけれども逃げたのではなく作戦的な撤退であってそこをヤン・ウェンリーはちょっと分からなかったのかどうなのか東方の戦いで大敗を期してしまったという流れになっております。
この銀河帝国には優秀なシュップ―ミィッターマイヤー、風のように早いという意味なんですけれども。これがやはり非常に優秀な方なのでヤン・ウェンリーがいない戦闘領においては正に独壇場、やりたい放題に戦闘機を撃ち落として引き上げていく。結果、宇宙同盟軍は大敗を期したという話の流れになっております。時間がきてしまったという事で続きは次回という事で。今日はどうもありがとうございました。

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