点鍾 |
:宮田会長 |
ソング |
:手にてつないで |
司会 |
:北島SAA |
お客様 |
:2790地区 ロータリー情報ラーニング委員会 委員長 椎名博信様 財団法人千葉交響楽団 理事長 土岐様 参与 松本様 タティトウハン様 |
皆様こんにちは。久しぶりの五井グランドでの例会となります。また本日は、地区ロータリー情報ラーニング委員会の椎名委員長様、千葉交響楽団より
土岐理事長様と松本参与様、米山奨学生のタティトゥハンさんようこそ市原中央RCの例会にお越しくださいました。心から歓迎いたします。
気温の高い秋が続いておりましたが、ここ最近は朝晩の冷え込みもだんだんと冬らしくなってまいりました。私の職場でも子どもたちがインフルエンザやアデノウイルス、その他の感染症も出始めております。楽しいイベントも増える時期ですが、皆様健康には十分ご注意いただきロータリー活動にもご協力よろしくお願い致します。
次週はガバナー公式訪問です。多くの会員の皆様と共にガバナーをお迎えしたいと思いますので、体調を整えお集まりください。
本日は内容も盛りだくさんなのでこの辺で会長挨拶は終わります。ご清聴ありがとうございました。
今日はお招きいただき、ありがとうございます アーチ・クランプ・ソサエティの表彰を受けられた 大倉崇先生を始め、鈴木雅博PG、今日は神戸のロータリー研究会にご出席の時田清次ガバナーノミニー、 そして5名の地区委員がいらっしゃる、伝統ある市原中央ロータリークラブに伺うことが出来ました お招きに感謝します
この様なクラブに私が何を卓話すれば良いのか迷いましたが、お声を掛けて頂いた田島プログラム委員長より「ロータリーの歴史」や「目的」「行動規範」等について 比較的入会期間の短い会員向けに 話をして下さいとの事でお引受けしました 途中からは最近のロータリー情報に触れ、会場の皆様のお考えも伺いたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます
ロータリー創設期の歴史
ロータリーは、一人のアメリカ人のビジョンによって始まりました。その人の名は、ポール・ハリス。 シカゴで若き弁護士として働いていたハリスが、ロータリークラブ(シカゴ・ロータリークラブ)を 設立したのは、118年前の 1905年2月23日。 さまざまな分野の職業人が集まって知恵を寄せ合い、生涯にわたる友情を培うことのできる場を作ることが、ポール・ハリスの夢でした。 ポールハリスが来日した時のインタビューで「何故、ロータリークラブを作ったのですか」と問われ 「寂しかったからです」と答えています まず、その時代を振り返ってみたいと思います
初期のロータリーは 「親睦ありき、安心して相互扶助を行う互恵関係の構築」でした その親睦の エネルギーは、やがて奉仕を生み、その親睦と奉仕のエネルギーが、シカゴの町からアメリカ全土に拡がり、 やがて国境を越えて世界中に拡がって行きました。ポール・ハリスという1人の青年弁護士の頭脳に宿った「一業種一会員制」の発想。一つの職種から1人だけ会員を選ぶ、そのようにして選ばれた良質な職業人のクラブ、その親睦のエネルギーが、やがて世のため人のための奉仕という考え方を生み出したのであります。
そして、世のため人のためのクラブであれば、それはシカゴにだけあるべき筋合いのものではない、 全米の地域社会にあって然るべきものであるという考え方になり、サンフランシスコを始めとして 各地に クラブを作るようになり、ロータリーの拡大が始まったのであります。このようにして、 親睦が奉仕を生み、奉仕が拡大を生んだのであります。
1905年2月23日、ポール・ハリスは、最初の会合で一つの職種からl人だけ会員を選ぶという 「一業一会員制の原則」を決め、次いで、3月23日、シカゴ・クラブの創立総会において、「規則的 例会出席の原則」を採択しました。これらは何れもクラブの親睦を守るための基本原則でありました
シカゴ・クラブ二代目会長アルバート・ホワイトの時、フレデリック・ツイードがドナルド・カーターに 入会勧誘したところ、カーターはクラブの互恵主義の説明を聞いて、 『君達はお互いに助け合って、 豊かになって楽しいだろう。しかし、一業一会員制の原則であれば、クラブに入れない同業者は一体どうなるのか。 また、職業人の集まりであれば、職業を持たない一般地域社会の人達は一体どうなるのか。私達は、この地域社会に生まれ、地域社会に育てられ、地域社会にお世話になって暮らしている。 このお世話になった地域社会に何らの恩返しもしない。何らの足跡も残さないで、自分達だけが助け合って隆々と栄えて、やがてこの世を去っていく。そのようなエゴイズムの団体は永続性がないだろう。自分は、二度とない人生を、そのようなエゴイズムの世界におくことはできない』と言って入会を断ったのであります。
これを聞いて、痛く反省したのがポール・ハリスでありました。 『カーターの言うとおりだ。クラブの行き方を変えよう』と言って、職業人の親睦のエネルギーを世のため人のために使おうと考えるに 至ったのであります。 実は、このドナルド・カーターの忠告から出てくるポール・ハリスの反省が、ロータリーにおける奉仕概念の誕生の物語でありました。と同時に、それはロータリー拡大の始まりでもありました。 何故なら、ロータリーが親睦だけの仲良しクラブであれば、それはシカゴにだけあれば充分であって他に作る必要はないのでありますが、世のため人のための奉仕を目的とするクラブであるならば、 シカゴだけでなく全米の地域社会にあって然るべきものだとするロータリー拡大の理念が出てくるからであります。
設立当初、ポール・ハリスは職業人として心の淋しさ、心の渇きを癒すためにロータリークラブを 作ったに過ぎなかったのであります。それは親睦と相互扶助の世界でありました。 したがって、1906年春にドナルド・カーターの外部的な刺激により、初めてロータリーの世界に 『我らの親睦のエネルギーを世のため人のために』という奉仕の考え方が出てきたわけであります。
そして、1907年、アーサー・フレデリツク・シェルドンによって原理的にロータリーの奉仕概念が 開発・完成されて、親睦だけのロータリーが親睦と奉仕のロータリーへと変化したのであります。
1911年、オレゴン州ポートランドで開催された全米ロータリークラブ連合会の第二回ロータリー 大会で「He Profits Most Who Serves Best」 「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」がロータリーの標語として承認されました。
これは、前年にシカゴで開かれた第一回ロータリー大会で、ロータリアンのアーサー・フレデリック・ シェルドンが行った演説を基に作られた標語です。 シェルドンはその演説の中で次のように語っています。「他者に対する正しい経営の科学のみが引き合うのだ。経営とは人間的な奉仕の科学である。その仲間に最もよく奉仕する者が最も多く報いられる」 そしてポートランドでのロータリー大会は、もう一つの標語「超我の奉仕」が誕生するきっかけともなりました。
真に国際的な団体であるロータリーは、創設後わずか16年の間に6大陸へと広がりました。日本では1920年(大正9年)に初のロータリークラブ(東京ロータリークラブ)が設立されています。
米山梅吉は良く知られていますが、ここで日本人最初のロータリアン福島喜三次(ふくしま きさじ)さんをご紹介します(1881〜1946 明治14年〜昭和21年 65歳) 佐賀県有田市出身 1915年(大正4年)にダラスRC入会 1920年帰国して米山梅吉(よねやま うめきち)と共に東京RCを創立して初代幹事を務める 1921年に大阪に転勤し翌年、大阪RCの創立会員と成りました 1923年9月に起こった関東大震災の際は、クラブ幹事として世界各国からの救援物資を東京へ輸送するなど大活躍した人物です
ロータリーは徐々に人道的奉仕にも活動を広げ、 今ではさまざまな職業や文化をもつロータリー 会員が日々、さまざまな課題を解決するために草の根の活動や国際的な取り組みを行っています。 ロータリーの会員は、世界が直面する諸問題を解決するために、地球の隅々で活動しています。
このまま歴史を語ると後数時間 掛かるので、ロータリー情報に移りたいと思います
これからは、皆様が良くご存知の事柄を再確認する為にお話したいと思います
ロータリーのコミットメント 公約や約束、そして行動についてお話します
ロータリーのコミットメントは、職業人と地域社会のリーダーのネットワークを通じて、人々に奉仕し、高潔さを奨励し、世界理解、親善、平和を推進することです
その中でも身近な話題である「END POLIO NOW」についてお話します ロータリーは大きな夢を掲げ、常に高い目標を掲げています。1979年にはフィリピンで600万人の子どもにポリオの予防接種を行うプロジェクトを開始し、これが世界的なポリオ根絶活動のきっかけとなりました。 野生型ポリオウイルスが常在する国は、1988年の125カ国から、現在はわずか2カ国に減っています。
10月の世界ポリオディに呼応して2790地区では8月20日に「END POLIO NOW」を掲げて千葉市で行われた親子三大夏祭りにロゴ入りの真っ赤なシャツを着て神輿を担ぐ大きなイベントを開催してして沿道の参加者にアピールし、全国のロータリークラブや社会に広報活動を行っています 参加された皆様もいらっしゃると思いますが、猛暑の中 ありがとうございました また、全国紙で有る日経新聞にも広告を出していますのでご紹介させて頂きます(掲示する)
次に4つのテストを紹介します
1932年にロータリアンのハーバード・テイラーが、当時破産の危機に直面していたシカゴの クラブ・アルミニウム社の経営を引き受けるよう要請された時に創案したものです。
経営難のこの会社を救う方法を模索していたテイラーは、従業員全員が仕事において守るべき 24の単語の倫理規定をつくりました。 この「四つのテスト」が販売、生産、宣伝、業者、顧客関係における指針となり、この会社は倒産の難を逃れましたが、それはこのシンプルな哲学に負うものでした。 ハーハード・テイラーは1954−55年度の国際ロータリー会長となりましたが、この「四つのテスト」が1943年にロータリーに採用され、その後、100カ国語以上に翻訳され、何千もの形で発行されています。 毎週の様に例会で唱和したり、会社に掲出されている方もいらっしゃると思います 私も仕事やプライベートなお付き合いの中で、立ち止まったり疑問を抱いた時に思い出しています 習慣として唱和するのではなく、良く意味を考え、自分に当てはめてご唱和下さい
ロータリーの行動規範 考え方を示していて、4つのテストなどに相対していると思います
ロータリアンとして、私は以下のように行動する。
1. 個人として、また事業において、高潔さと高い倫理基準をもって行動する。
2. 取引のすべてにおいて公正に努め、相手とその職業に対して尊重の念をもって接する。
3. 自分の職業スキルを生かして、若い人びとを導き、特別なニーズを抱える人びとを助け、
地域社会や世界中の人びとの生活の質を高める。
4. ロータリーやほかのロータリアンの評判を落とすような言動は避ける。
5. ロータリーの会合、行事、および活動においてハラスメントのない環境を維持することを
支援し、ハラスメントの疑いがあれば報告し、ハラスメントを報告した人への報復が
起こらないよう確認する。
さて、ここからは 最近のロータリー情報についてお話したいと思います
地区大会で鵜沢ガナバーを始め数人の講師から講話を聴く機会が有りましたが
「ロータリーの友」や「ガバナー月信」、ネットで配信される「コーディネーターニュース」にも書かれている様に、国際ロータリーは新しい流れが動き出しました それは「トレーニング(研修)からラーニング(学習)へ」、そして「DEI」の尊重です
鵜沢年度が始まったばかりの7月に、この動きが2790地区でも始まり、寺嶋研修リーダーはラーニングファシリテーターへ、私の委員会も地区情報研修委員会から「地区情報ラーニング委員会」へ変更されました
「DEI」に関しては11月6日に始関ガバナー補佐が主催した第4グループの情報研修会では「DEI」をテーマにテーブルセッションが行われ大いに盛り上がったと伺っています DEIの概略はご存知の事と思いますので、ここからは皆様から「私のロータリーモーメントについて」 お話を聞かせて頂ければと思いましたが、時間が無くなりましたので、私のモーメント体験を紹介します それは入会当時のRI会長エド・カドマン会長が掲げた「You are The Key」 でした 入会したばかりの私はこの言葉を胸にしてクラブに出席する事に成りました ご清聴ありがとうございます
ニコニコ報告:
<宮田会長>
椎名委員長様 本日はありがとうございました。皆様12月23日のコンサートへのご協力よろしくお願いいたします。
<北村幹事>
椎名博信様、土岐健文様、松本伸二様、本日はお越しいただきありがとうございました。
<大倉会員>
椎名委員長 卓話有難うございました。今後とも宜しくお願いします。
<宮寺会員>
国際ロータリー2790地区ロータリーラーニング委員長、椎名様、本日はすばらしい卓話誠にありがとうございました。
<田島会員>
椎名様、本日は卓話を頂きまして、ありがとうございました。
出席報告:
本日の出席者数21名
本日の出席率今回65.63% 前々回100%
〒290-0081 千葉県市原市五井中央西1-22-25 市原商工会議所2階
TEL 0436(37)2524 FAX 0436(37)2546